王立軍事博物館その４

王立軍事博物館４
～戦車ほか戦後から現代～

こちらでは第二次世界大戦以降の戦車などを紹介します。
ベルギー軍の車両だけかと思いきや、なかなか謎のラインナップです

90mm対戦車自走砲
（Jagd Panzer Kanone 90mm)

ムンスターにあったプロトタイプの量産型です。（ムンスターは6転輪型）
1972年にベルギー軍が改良型を80両採用していますので、これはその一両でしょう。

レオパルド１（LEOPARD １）

ムンスターの項目でも触れたように、ドイツのレオパルド１はベルギーにも輸出されました。これはおそらくレオパルドA1。

M41ウォーカーブルドック
（M41 WALKER BULLDOG)

76mm砲搭載の軽戦車、ベルギー軍に配備されていたものです。
個人的には、このT字形のマズルブレーキがステキ・・・

M110 203mm自走砲？

これはM110、203mm自走砲だと思うのですが・・・イマイチ自信ナシ

コンカラー Mark2
（CONQUEROR Mark2 FV214)

ソビエトのIS-3に対抗してイギリスが開発した、「最後の」重戦車コンカラーです。開発が遅れたために登場した時には時代遅れとなっていたそうです。まさかこんな所でお目にかかろうとは・・・。
キャタピラ覆いのほとんどが失われ、見るも無残なその姿は涙を誘いました。

スコーピオン軽戦車

イギリス製軽戦車、というより装甲車ですな。
ベルギー軍にも採用されているのですが、まだ現用車なのに、埃をかぶって置いてあるのは何故だろう・・・
PKO塗装タイプも置いてありました。

IS-3スターリン重戦車（IS-3 STALIN）

手前がIS-3、奥はコンカラーです。
ドイツのティーゲル２に対抗して開発された重戦車ですが、結局完成したのがドイツ降伏後。しかし後の軍事パレードで公開されると各国に衝撃を与え、コンカラーなどにも影響を与えました。
何でこんなところにあったんだろう・・・

正体不明

正体不明の車両２つ。今後の調査課題ですm(_ _)m

あとM26パーシングとかM47パットン2なんかもありましたが、割愛させていただきました。
全く撮影していない車両が、あと7-8台あったハズ・・・